チルチンびと建築叢書 1
主が客をもてなすためにしつらえた、さまざまなたくらみに満ちた茶室。その含意と成り立ちを読み解く方法を茶室の「しくみ」に求め、建築と茶の湯の両道を行く著者ならではの視点で丁寧に図解した、ユニークな好書。
茶室の第一印象は
戸を開けた瞬間に決まる
それでは入室してみましょう。
どんな景色が見えますがか?
目の前の景色はことごとく
亭主が客を迎えるために用意したご馳走のひとつです。
所作や道具ばかりでなく
茶室もじっくり味わって頂きたい。
竹内 亨 著 A5判 136頁